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カードには、もともとテーマがあります。
相手に伝えたいメッセージがあります。
では絵本は?
絵本だって、同じだと思います。
読み手に伝えたい、読み手に感じて欲しい、そんなメッセージを込めて
作るのだと思います。
メッセージは、時には感動的な文章だったり、時には美しい絵だったり、
それぞれの作者の手法で表現されますが、
その手法の一つに「仕掛け」があると私は考えます。
ページをめくることでポップアップしたり、
タブを動かすことで絵が変わったり、
仕掛けは、絵本を読む人の視覚に、ドラマチックに訴えかけます。
これはとても素晴らしい手法だと思います。
しかけ絵本を作るとき、私はたいていストーリーが先です。
話の展開にメリハリをつけるには、どんな仕掛けが良いだろう?
と考えをめぐらします。
時には逆に「どうしてもこの仕掛けを使いたい」というところから
出発することもあります。
この仕掛けを見せるなら、どんなストーリーが良いだろう?
と知恵を絞ります。
私にとって、仕掛けとストーリーは一体のものです。
この部分をあれこれ考え悩むことが、しかけ絵本作りの最大の楽しみです。
仕掛けをペーパークラフトにとどめず、「絵本」の表現手段として
使いたいと思っています。
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