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こんな感じの本になります

ハードカバー製本  横書本で説明しています。     
 
 ハードカバー製本は、大きくなるほ
 どに、ぐ〜んと難しくなります。
 初めはA5版くらいの大きさで練習
 すると良いと思います。     

道具と材料

道具と材料
カッター台 新聞紙・古雑誌で代用
クラフト紙 広告紙で代用。
・表紙作り用として…表紙用紙より大きいもの6〜7枚
・見返し貼り用として…本文より大きいもの2枚
重石と板 制作の本と同じか大きめの板。別の板ボールでOK。
その上に文鎮、重い本などを置きます。
水分取り紙 画用紙orコピー用紙を2枚、本文と同じくらいの大きさに
切っておきます。
スチール定規 カッターを使うときに当てます。
アクリル定規 ミゾの形を作るのに使います。
アクリル定規
紙ヤスリ カッターの切り口を整えるのに使います。
きれいに切れていれば使いません。
ミゾ付け棒 直径2oくらいの竹ひご、バーベキューの竹串などを利用
本の縦寸法より長く、曲がりにくいもの。
2本の棒を固定するのに、両端を輪ゴムで軽く止めます。
ボンド・容器 市販の木工用ボンドに水を加えて、溶かして使います。
ボンド:水=4:1  水が多いといけません。
ガーゼハンカチ 余分なボンドを拭き取るために、湿らしたものを1枚。
表紙の貼り合わせ用に、乾いたものを1枚。
表紙用紙 100〜200kgくらいの、ある程度厚みがある紙。
薄いと、ボンドを塗った時すぐに丸まってしまうのでいけ
ません。
本文2つ分より、一回り大きいものが必要です。
見返し用紙 100〜160kgくらいの、ある程度厚みがある紙。
表紙用紙より若干薄い方が(濡れたときに伸び率が若干多
い方が)きれいに仕上がると思います。
板ボール 東急ハンズなどの製本材料売り場で「板ボール2o」の名
で売っています。
手に入らないようでしたら、
画材店に、イラストボードorアートボードという、しっか
りしたボードにケント紙などが貼られているものがありま
す。厚さがいろいろありますが、2oを使います。
寒冷紗
カンレイシャ
大きな手芸品店にあります。90p幅の目の粗い芯地です。
4p幅×(本文縦−1)pくらいにカットして使います。
なければ、ガーゼのような薄い布か、和紙やハトロン紙のよ
うな薄くて丈夫な紙で代用します。
   

工程 1.本文作り

 それぞれの本文作りの項をご覧下さい。
 本文が出来たら、本文の縦、横、厚さを計っておきます。
 

工程 2.表紙作り

@板ボールカット

表紙作り
 板ボールは、
 カッターを何度も引いて、根気よく
 切ります。
 
 切り口が凸凹していたら、紙ヤスリ
 で整えます。

A表紙カット

表紙作り
 
 表紙の裏面に、表に透けないように
 作図します。
 
 上端と左端から15o取って線を引
 きます。
 その線に合わせて、図のように板ボ
 ールの位置を書きます。
 
 
 
 
 右端と下端にも15oを取って、
 余分を切り落とします。
 
 さらに四隅の角を、5oの折り代を
 付けてカットします。

Bセット

表紙作り
 
 大きな広告紙を、数枚重ねて置きま
 す。…広告紙A
 
 その中央に表紙用紙を置きます。
 
 天地にボンドを塗る時、
 ボンドが広告紙Aに付かないように
 間に紙を敷きます。…広告紙B
 
 広告紙Bはボンドを塗った後、取り
 除きやすいように、図のように天地
 に分けておきます。

C板ボールを貼る

表紙作り
 
 まず、右側にボンドを塗ります。
 
 板ボールの線の外まで、しかし、
 表紙用紙からはみ出ないように、
 均一に、手早く塗ります。
 
 次に、線に合わせて板ボールを貼り
 ます。しっかり押さえます。
 
 同様にして、左の板ボールと、背の
 板ボールを貼ります。

D天地を包む

表紙作り
 
 天と地の折り代に、ボンドを塗りま
 す。ボンドは多すぎないように。
 
 広告紙Bを取り除きます。
 
 
 広告紙Aから3枚ほど取り、広告紙
 ごと板ボールを包むように、折りま
 す。
 左手で広告紙を引っ張りながら、右
 手に持ったヘラで、板ボールの側面
 と折り代を圧着します。
 
 
 次に広告紙を外して
 写真のように、角と中央部分をヘラ
 で成形します。
 
 角の折りは、箱の包装と同じ要領で
 す。
 中央部分は力を入れすぎると破れて
 しまうので気を付けます。 

E小口を包む

表紙作り
 
 小口の下に、広告紙Cを敷きます。
 
 小口の折り代にボンドを塗ります。
 このとき、上下の角にボンドが溜ま
 らないように塗ります。
 角部分にボンドが多く付いていると
 はみ出して汚れることがあります。
 
 広告紙Cを取り除きます。
 
 
 広告紙Aを3枚ほど取って、広告紙
 ごと板ボールを包むように折り、
 側面と折り代をヘラで圧着します。
 
 
 広告紙を外して、ヘラを使って、
 角を整えます。
 にじみ出たボンドは拭き取ります。
 
 
 
 
 
 

F形を整える

表紙作り
 背板ボールを芯にして、背の形を整
 えます。
 
 
 紙は湿っていると傷つきやすいので
 直接指を触れずに、ガーゼなどを当
 てて折ると良いと思います。

工程 3.表紙と本文合体

@組ませる

 表紙本文合体
 
 天・地・小口のチリが同寸になるよ
 うに、本文を挟みます。
 
 チリは、計算上は3oです。
 
 
 動かさないように机に置き、
 上側の表紙をそっと開きます。

Aミゾ付け

表紙本文合体
 
 小筆を使って、
 背と表紙の板ボールの間に、多めに
 ボンドを塗ります。
 このボンドは、貼るというよりは、
 ミゾを成形するのが目的です。
 
 
 表紙板ボールの上面にボンドが付く
 と、見返しの貼り合わせがやりにく
 くなるので、もし付いた場合は、
 拭き取っておきます。
 
 
 
 表紙を本文にかぶせます。
 
 ガーゼを当てて押さえると、表紙板
 ボールの端が写ります。
 そこがミゾの位置になります。
 
 
 
 図のように、アクリル定規を垂直に
 立てて、擦らずに強く押さえつけて
 ミゾを作ります。
 
 
 
 
 
 
 反対側も同様にします。

Bミゾ付け棒をセット

  ミゾにちょうどはまるように、ミゾ付け棒をセットします。
  下の図のように、棒の片側を輪ゴムで緩く留めておくとやりやすいです。
  ミゾに挟んだ後、もう片方を留めます。
  ミゾ付け棒がミゾを押し当てるように板で挟み、クリップで固定します。
  写真は板の代わりに、別の板ボールを使っています。
表紙本文合体
 

C重石

表紙本文合体
 
 ミゾ部分が押さえられて、全体に重
 石がかかれば、どんな方法でも良い
 です。
 
 
 
 15分くらい置きます。

D見返し貼り

表紙本文合体
 
 この作業は、ハードカバー製本の工
 程の中で、最も失敗が多いところか
 も知れません。
 
 ボンドを付けすぎたり、塗るのに手
 間取ると、見返しが伸びて丸まって
 しまいます。
 見返しが伸びるとシワになりやすい
 です。
 
   ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
 
 見返しの下に広告紙を挟みます。
 ノドの奥まで、しっかり挟みます。
 
 これから先、表紙が90度より開か
 ないように、左手で表紙を固定して
 作業します。
 
 小筆で、寒冷紗を板ボールに留めま
 す。
 
 見返しに手早くボンドを塗ります。
 ノド付近にボンドが溜まらないよう
 に、放射状に塗ります。
 
 広告紙を抜き取り、表紙を伏せて
 しっかり押さえます。
 
 表紙を開き、見返しをガーゼで擦っ
 て貼り付けます。
 
 しわが出来そうなときは、小口方向
 に逃がすように擦ります。
 
 
 
 
 反対側も同様にします。
 

E水分取り・風入れ

  表紙と見返しの間に水分取りの紙を挟み、ミゾ付け棒をセットして、
  重石をします。
  10分くらいしたら、いったんミゾ付け棒をはずして風入れをします。
  水分を吸った紙を取り除き、余分なところが貼り付いていたら、剥がして
  ボンドを拭き取ります。
  

工程 4.プレス

プレス  
  再びミゾ付け棒をセットして、
  重石をします。
  24時間置きます。
 
 
 

       これで完成!!


ピクブック写真で作るオーダーメイド絵本オリジナル絵本

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